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【松life】賃貸物件の初期費用の抑え方②

皆さんおはようございます!

水曜日の雪は大丈夫でしたか?

今年は雪が多いですね。

寒いですが2月を乗り切ればきっと暖かくなってくる。

コロナもそろそろピークアウトしてきそうですし

頑張っていきましょう(^^)/

 

では、今回は前回の「賃貸物件の初期費用の抑え方①」の解説ブログに

なります!

 

matsubokkuri33.hatenablog.com

それぞれの初期費用がどういったものなのか、それをなぜ

無くすことが出来るのかをご説明します。

 

 

初期費用を確認

まず前提として【家賃10万円】【管理費を3千円】

の物件を借りると仮定しましたね。

その見積書の項目は以下のような感じになります。

 

 費用 見積額
①家賃 100,000円
②共益費 3,000円
③駐車場代 15,000円
   
④敷金 100,000円
礼金 100,000円
⑥仲介手数料 50,000円
⑦駐車場仲介手数料 8,000円
⑧保証委託料 50,000円
⑨火災保険

20,000円

⑩鍵交換費 10,000円

⑪消毒料

15,000円
⑫ファイテック

10,000円

⑬入居安心サービス 15,000円
 合計 496,000円

 

ではそれぞれの項目についてみていきましょう!

 

払わなくていい費用👇

⑪消毒料 15,000円

➡まず消毒料とは何か?これは簡単に説明すると「ゴキブリ駆除毒餌剤やホウ酸団子」「害虫駆除くん煙剤等です。

 

私が不動産屋さんに直接聞いたところ、「ゴキブリが食べて駆除できるやつをします」という事でした。つまりゴキブリホ〇ホ〇的なものを使うってことですね。よって1,000円の駆除剤を自分で買って使用するのと変わらないのです。よって「いりません!」と断りましょう!

 

⑫ファイテック  10,000円 (火災用の消火グッズ)

➡ファイテックとは火災用の消火剤です。てんぷら油出火時に出火元に投げ込むと鎮火する薬品が入っており、火災時の補償がついていたりもします。

 

これも要らないです。なぜか。それは消防法で消火設備の設置が定められており、消火器等の消火設備は、通常アパートやマンションには設置されているからです。廊下などに置いてあります。なのでこれを買わなくてはいけない理由がないんです。

 

もし自分が火事をおこしてしまうかもしれないと不安な方は、自分でホームセンターに行けば1,000~5,000円くらいで消火剤や小型の消火器が購入できます。さらにファイテックに関しても、Amazon等で6千円くらいで誰でも買えます。

 

減額できる費用👇

⑨火災保険  20,000円(3,000円くらい安くなる可能性有)

➡火災保険とは火災が起きて部屋や部屋の家財が燃えてしまった場合に補償金が貰えるものです。大家さんに対する賠償(借家人賠償)や個人賠償もついています。その他契約内容によって水害、風害、雪害、地震被害や偶発的な家の設備の破損などを補償してくれるものもあります。

 

こちらは無くすことは出来ません。しかし不動産屋さんから案内された火災保険(保険会社)を変更して、自分で他の保険会社の保険に加入することが出来ます。つまり案内された保険より安い保険に切り替えれば、その分安くなります。自分で安い火災保険を探せる方は是非変更して安くしましょう!

 

しかしこういったサービスの契約が不得意、または見積りして安いところを探すのが苦手な方はとりあえず案内された保険に入ってしまうのがいいでしょう。

 

この火災保険は後からいつでも変更できますし、途中解約すると未使用分は返金されるので焦って変な保険を選ぶ必要はないのです。

 

 

交渉で無くせる可能性がある費用👇

⑧保証委託料 50,000円

➡保証委託料とは「保証人をたてない代わりに保証会社に保証人となってもらう」場合に支払う保証料です。「初回に賃料の50%」+「毎年〇〇円」といった形で保証会社に支払います。家賃の滞納をした際に、この保証会社から家賃を取り立てられるわけですね。

 

この保証委託料は無くせる可能性があります。

まず不動産屋さんに「保証会社を使わなくてもいいですか?」と聞いてみましょう。

「保証会社の代わりに保証人を立てればいいですよ」と言われたら、この保証委託料は全額無くせます!!!

 

⑩鍵交換費 10,000円

➡鍵の交換費用です。新しい鍵に交換するために必要だと言われます。

 

この鍵交換費も無くせませんか?とまず不動産屋さんに聞きましょう。

そうすると、「前に住んでいた方が合い鍵を持っているかもしれないから」とか貸す前に「クリーニング業者や内見者が鍵を使っているので危ないから」という理由で鍵の交換をしなければいけない。という説明をされる可能性があります。

 

一理ありますが、基本的に鍵交換費用は大家さんなど貸主が負担することが妥当であるとされています。なので借主は負担はしなくてもいいのです。なので、防犯上心配が少ない。他にオートロックや防犯カメラ等でマンション自体の防犯がしっかりしているようであれば、いらないと伝えて、鍵交換費を無くすことが出来ます。

 

もちろん鍵交換が必要な方はしっかりと払って交換してもらった方がいいと思います。

 

 

⑬入居安心サービス 15,000円

➡入居安心サービスとは、鍵紛失時に開錠に駆けつけてくれたり、トイレや台所等の水回りトラブル、ガス給湯器・電気トラブル等、その他医療介護相談やパソコン相談など、生活に関わるサービスを受けられるものです。

 

これも無くせますか?と不動産屋さんに聞いてみましょう。私が聞いた限りでは、大体こちらのサービスを利用する方は鍵が手元になくて、家に入れない時に利用する事が多いらしいです。しかし鍵がない場合、管理会社に連絡すれば合い鍵で開けてくれますので、真夜中とかでない限り問題はないと思います。住宅のトラブルも管理会社や大家さんに連絡すれば対応してくれます。

 

つまり必要ないサービスだと言えます。なので毎年か隔年で払うには高いので無くしましょう!たまにセキュリティ上の理由で絶対入ってもらわなければいけない!というマンションもあるので、その場合は入らなければならない場合もあります。

 

礼金    100,000円

➡大家さんに対するお礼。返金されないものになります。

 

礼金に関してはある物件とない物件があるので、まず「礼金がない物件」を選ぶのが一番いいです。しかし気に入った物件に礼金がある場合はなくして貰えないか交渉しましょう。

これは入居の時期にもよりますが、閑散期に入居する場合には礼金をなくして貰い契約するという事が出来る場合があります。繁忙期には、なかなかなくせない費用なので、あまり高圧的に交渉はしない方がいいです。

 

稀に交渉で無くせる費用👇

⑥仲介手数料 50,000円

➡仲介会社(不動産屋さん)に賃貸物件を仲介してもらった手数料として払うもの。

一か月の賃料を上限に設定されます。

 

こちらの仲介手数料は稀に無くせる費用です。というのも、仲介手数料というのは、不動産屋さんが『借主と大家さんの両方、もしくは片方』に支払ってもらう手数料なので、大家さんが全額払うようにしてもらえれば、借主は払う必要がありません。

 

これも物件を探す人が少なくなる閑散期に物件探しをする場合に「なくなれば入居します」というような交渉として使えます。また仲介手数料がない紹介会社もあるようなので、ネットで調べてみるといいかもしれません。

 

⑦駐車場仲介手数料 8,000円

➡アパートやマンションに併設されている駐車場を紹介してもらう手数料

 

こちらも⑥仲介手数料と同じく交渉によって無くせる可能性はあります。

ただ可能性はありますが、あくまで稀にですので強気な交渉はやめておいた方がいいと思います。

 

まとめ

賃貸物件を借りる際の初期費用は、ほとんどの物件で安くできます。

これは必要のない費用が提示されるからです。

 

まず上記の中で「払わなくていい費用」は断りましょう。

次に「交渉で無くせる可能性のある費用」は全て不動産屋さんになくせないか聞きましょう!中には無くせない費用もあるかと思いますが、いくつかは無くせるものもあると思います。

 

「交渉で無くせる可能性のある費用の多くを無くせません!!!」と不動産屋さんに言われたら、いったん落ち着いて他の不動産屋さんに同じ物件を紹介してもらい同じ質問をするという手があります。要はこの費用は不動産屋さんの利益になっている可能性があるので、他の不動産屋さんはなくしてくれる所も有り得るのです。

 

賃貸物件を探している人が少ないシーズンに賃貸物件を探す方は「稀に交渉で無くせる費用」について無くせないか交渉してみるといいと思います。また「減額できる費用」として挙げた火災保険は、火災保険の見積もりや契約が苦ではない方はやってみて下さい!

 

 

これで2万円~25万円の初期費用が抑えられる事になります。

一言聞くだけで支払うお金が節約できる!

是非皆さん、賃貸物件を探す際はやってみてくださいね!

松ぼっくりでした~。